後藤工務店様(三島市)/ロゴマーク制作
  • 工務店
  • 三島市

後藤工務店様(三島市)/ロゴマーク制作 https://goto-ko.com/

Project

2026年7月公開 ロゴマーク制作 / CI・VIデザイン

ヒアリング ⁄ シンボルマークデザイン ⁄ 和文ロゴタイプデザイン ⁄ 白抜き・モノクロバリエーション整備 ⁄ 各種データ納品(AI/PDF/PNG)

Detail

家紋の型式を借りて、受け継がれる屋号の「格」を出す

看板・名刺・作業着・現場のシートまで、あらゆる場面で「この会社の仕事だ」と伝わる顔をつくる。それを起点に設計しました。外形には円ではなく菱形(隅立て)を選び、棟梁や職人の家に伝わる家紋のような、端正で少し武骨な佇まいを構造として借りています。円形は親しみやすい一方で汎用的になりがちですが、菱形は輪郭に緊張感が生まれ、掲げたときに「紋」として立ち上がる。幟や暖簾、法被に置いても違和感がありません。創業から積み上げてきた時間を、形そのものが語ってくれる——工務店様にとって、これは大きな説得力になります。

「屋根」「木組み」「ゴ」を、一つの形に重ねる

このマークは、見る角度によって三つの意味に読み替わります。上部で交差する2本の太い斜線は合掌(切妻屋根)。家を建てる会社であることを、説明なしに伝える骨格です。その線同士が互いに噛み合い、食い違いながら組み上がる構造は、日本の木造建築の仕口・継手=木組みを抽象化したもの。釘に頼らず、木と木が噛み合うことで強くなるという思想を、線の重なり方そのもので表しました。そして内側の鉤状の形は「後藤」の頭文字「ゴ」。中央に残した小さな白い菱形は、木組みの中心を通る芯であり、図形に呼吸を与える余白でもあります。意味を三つ重ねても散らからないよう、線は3本、余白は1つに絞りました。

工務店様のロゴは、名刺のような小さな面から、現場の仮囲いや社用車のような大きな面まで、極端に振れ幅のある使い方をされます。だからこそ再現性を最優先しました。すべての線幅を均一に揃え、線と線のあいだの余白も同じ幅に統一。これにより、縮小しても白場が先に潰れることがなく、名刺サイズでも中央の抜けが残ります。ヘルメットのステッカー、作業着の刺繍、焼印のように単色でしか再現できない加工にも、そのまま渡せる形です。色は1色で完結する設計とし、濃色地用の白抜き版も同時に整備しました。和文ロゴタイプには明朝体を選定。縦画の重さとウロコが、直線的なマークの硬さと呼応しつつ、老舗の落ち着きを添えています。

サイトを見た方が迷わず行動できるよう、ページ上部や各開催スケジュールに参加申し込みへの導線を設けました。開催日時・会場・対象年齢・定員・持ち物など、申し込み前に確認したい情報を整理して掲載し、必要な情報を探し回ることなく判断できる構成としています。スクールの魅力を伝えるだけでなく、「内容を知る」「日程を確認する」「申し込む」という流れが自然につながるよう、サイト全体の情報配置を設計しました。

後藤工務店様(三島市)/ロゴマーク制作
後藤工務店様(三島市)/ロゴマーク制作

10年後、20年後にも古びない形へ

看板を掲げてから10年後、20年後にも古びない形であること。それが、地域に根を張って建物をつくり続ける会社のロゴに、いちばん必要な条件だと考えています。後藤工務店様のこれからの歩みに、長く並走できるマークになっていれば幸いです。ロゴマーク・シンボルマークの制作は、名刺や看板、ホームページまで一貫してお任せいただけます。会社の顔を整えたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。