伊豆技研工業様(三島市)/仕事フェア販促デザイン(イスカバー)
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伊豆技研工業様(三島市)/仕事フェア販促デザイン(イスカバー) https://www.izugiken.co.jp/

Project

2026年8月公開 販促ツールデザイン(イスカバー)

ヒアリング ⁄ レイアウト設計 ⁄ QRコード作成 ⁄ 印刷入稿データ作成(480×600mm・塗り足し/安全枠の設定)⁄ 入稿データ納品

Detail

会場でいちばん先に目に入るのは、実は椅子だった

仕事フェアの会場では、ブースの数だけ情報が並びます。パネルやのぼりは各社が必ず用意してくるので、そこで勝負しても埋もれてしまう。一方で椅子は、ブースごとに必ず数脚並び、しかも通路を歩いている人の目線とほぼ同じ高さにあります。ここを広告面に変えれば、通路を通り過ぎるだけで社名が目に入る。そう考えて、色は赤一色のベタ塗りに決めました。白い会場、白いテーブルクロス、白いパネルが並ぶ中で、面全体が赤に塗られた布は、それだけで視線を引きます。文字は装飾を足さず白抜きの一色。赤と白の2色しか使わないことで、離れた位置からでも輪郭がはっきり立ち上がります。

布は必ずたわむ。だから端に情報を置かない

紙の印刷物と違い、布は張り方によってシワが寄り、四隅は必ず内側へ丸まります。さらに縫製の工程で1〜2cmのズレが出ることも珍しくありません。そこで仕上がり480×600mmに対して、上下左右にあえて大きな余白を確保し、文字とQRコードはすべてその内側に収めました。塗り足しも十分に取り、裁断位置が多少動いても赤の面が途切れないようにしています。デザインとしては余白を詰めたほうが情報量は増やせますが、現場で毎回張り込んで使うツールでは、余白そのものが仕上がりの品質になります。実物を見たときに「端が切れている」「文字が歪んでいる」と感じさせないための設計です。

読ませる順番を、上から4段に固定する

通路を歩く人が一つのブースを見ている時間は、長くても数秒です。その数秒で伝わるように、読ませる順番を決めました。①キャッチコピー「これまでの経験を、これからの確かな技術へ」で会社の姿勢を示し、②ロゴマークで名前を印象づけ、③罫線で区切った下に正式社名「伊豆技研工業株式会社」を置いて確実に読ませる。要素は上から縦に4段だけ、横並びや斜めの配置は一切使っていません。視線が上から下へ一直線に流れるので、迷わず読み切れます。ロゴは横幅いっぱいまで大きく取り、装飾よりも遠目での判別性を優先しました。1976年から三島で基板実装を手がけてきた会社の落ち着きが、余白と直線だけで伝わる構成を目指しています。

伊豆技研工業様(三島市)/仕事フェア販促デザイン(イスカバー)
伊豆技研工業様(三島市)/仕事フェア販促デザイン(イスカバー)

QRコードは、興味を持った1人のために

4段目に置いたQRコードは、採用ページに直接つながります。その場で声をかけるのは勇気がいりますが、スマホを向けるだけなら誰でもできる。座って話している間でも、通り過ぎたあとでも、気になった人が自分のペースで会社を調べられる導線を残しました。周囲は白で囲んで十分な余白を取り、布がたわんでも読み取れる大きさに設定しています。仕事フェアのような一度きりの場では、その日に何人と話せたかだけでなく、帰ったあとに何人が調べてくれたかも成果になります。販促ツールの制作は、当日の見た目づくりだけでなく、その後の行動につながる設計までお手伝いします。展示会・採用イベントのツールをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。