- アパレル
Lorenzo 様(台北)オーダースーツ事業 https://lorenzo-tw.com/
Project
2026年3月公開 LINE POP制作
グラフィックデザイン / ショップカード / LINE / POP
Detail
ブランドの世界観を損なわない、余白設計とタイポグラフィ
イベントという限られた接点の中でもブランドの世界観を的確に伝えることを最優先に設計しました。スーツブランドとしての上質さや信頼感を表現するため、装飾的な要素は極力排し、余白を大胆に確保しています。中央にブランド名「Lorenzo」を据え、上下に情報を整理することで、視線が自然と流れる構成にしました。フォント選定においても、クラシックで品のある書体を基調とし、"Made in Japan" の表記や日文表記を織り交ぜることで、品質へのこだわりや背景にあるストーリー性をさりげなく演出しています。単なるQRコード案内ではなく、ブランド体験の延長線上にあるツールとして成立させることを意識しました。
一瞬で理解できる視認性と情報設計
イベント会場では来場者が立ち止まる時間は長くありません。そのため、「何のためのQRコードなのか」が瞬時に伝わることを重視しました。QRコードを視覚的な中心に配置し、周囲に余計な情報を置かないことで、目的を明確化しています。また、「LINE」という文字をコード内に組み込むことで、読み取る前から用途が直感的に理解できる設計にしました。説明文は簡潔にまとめ、行間や文字サイズにも配慮することで、遠目からでもストレスなく読めるように調整しています。シンプルでありながら、必要な情報は過不足なく伝える構成にこだわりました。
イベントというリアルな場を想定した実用性
制作にあたっては、展示会の照明環境や設置方法まで想定しています。明るすぎない白背景を採用することで、照明の反射を抑えつつ、QRコードの読み取り精度を確保しました。また、縦型レイアウトにすることで、卓上スタンドや壁面掲示など、さまざまな設置パターンに対応できる汎用性を持たせています。情報量を絞ることで印刷時の再現性も高め、用紙の質感次第で高級感を演出できる余地も残しました。見た目の美しさだけでなく、「実際に登録される」ことまで見据えた設計である点が、本制作の大きなポイントです。



